2月15日(木)、有限会社シュシュ(長崎県大村市)へ6次化推進協議会委員をはじめ13名で視察研修に行きました。
有限会社シュシュは、地元で採れた農産物や加工品を販売する直売所「新鮮組」、地元の食材をふんだんに使った料理を提供する「ぶどう畑のレストラン」、この他アイス工房や観光農園、食育体験施設等を一体的に配置した「おおむら夢ファームシュシュ」を運営しています。生産者自身が法人を立ち上げ、現在、70名ほどを雇用し、農業と地域の活性化を実現しています。これらの取り組みが評価され、「令和5年度ふるさとづくり大賞最優秀賞」を受賞されました。
「農作業なしの農家民泊」や「いちご植え付け体験」、「耕作放棄地を農地へ復活する体験」
などアイデア満載の取り組みを伺い、観光いちご農園を見学しました。平日にもかかわらず、レストラン、直売所は多くの人でにぎわっていました。
8軒の農家が始めたチャレンジから、30年の歳月をかけて、創意工夫と優れた経営感覚で、多くの困難を乗り越えてこられたと感じました。あらためて、農産物の付加価値を高め、フードロスを減らすために、6次産業化の大切さを認識しました。
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